英国のエネルギー新興企業オクトパス・エナジーは19日、オランダ南西部ボルセレ(Borssele)沖の洋上風力発電所「ボルセレ3/4」の権益10%を取得したと発表した。2030年までに洋上風力発電事業に総額200億ドルを投資する計画の一環。取引額は明らかにしていない。
スイスの投資運用大手パートナーズ・グループから権益を取得した。同発電所は21年に稼働を開始。設置容量は732ギガワットと欧州最大級で、約82万5,000世帯の電力需要を賄う。
オクトパスは昨年、洋上風力発電市場に参入。オランダでは22年6月に、今回の風力発電所に隣接する「ボルセレ5」を取得した。先には、ノルウェーとスウェーデン、韓国でプロジェクトを進める洋上風力発電開発事業者ディープ・ウインド・オフショア(ノルウェー)への出資を発表している。[環境ニュース]
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