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スペイン最大野党が第1党に 過半数届かず連立難航か=総選挙

スペインで23日、総選挙の投開票が行われた。下院(定数350)では最大野党の中道右派・国民党(PP)が議席数を136議席に伸ばし、第1党に躍進。サンチェス首相率いる中道左派の社会労働党(PSOE)は122議席で第2党に転落した。ただし、PPの議席数は連立を組む可能性がある極右政党ボックス(VOX)と合わせても過半数に届かず、政権発足は難航が予想されている。

PPの議席数は、2019年の前回選挙から大きく47議席増加。PSOEは2議席伸ばした。一方、VOXは第3党を維持したものの、議席数は33議席と改選前から19議席減少。PSOEと連立を組む急進左派連合の新党スマール(Sumar)は31議席を獲得した。左右陣営共に、過半数確保を目指すには少数政党の協力が必要となり、数カ月にわたる連立交渉や組閣失敗による再選挙につながる可能性もある。

PPのフェイホー党首は今回の結果を受け、「第1党の候補者として国の統治を試みる責務がある」と説明。政治安定のため各党との交渉を進める意向を示し、PSOEに政権樹立を妨害しないよう求めた。

一方、サンチェス氏は「反動的なPPとVOX勢力は敗れた」と主張。同氏は選挙戦で、PPによる少数政権樹立の阻止を示唆していた。

今回の選挙の投票率は70.4%と、前回の66.2%から上昇した。なお、上院(定数265)では直接選挙で選ばれる208議席の改選が行われ、PPが37議席伸ばした一方、PSOEは21議席減らした。


関連国・地域: スペイン
関連業種: 政治

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