ドイツ連邦陸運局(KBA)は4日、4月の新車登録台数が20万2,947台となり、前年同月比12.6%増加したと発表した。最大手のフォルクスワーゲン(VW)をはじめ国内メーカーが好調で、3カ月連続のプラスとなった。
メーカー別に見ると、ドイツ車はVWが23.7%増の3万6,940台。オペルは21.9%増の1万1,652台だった。
高級車はメルセデス・ベンツが27.4%増の2万990台、BMWは4.4%増の1万7,262台。VW傘下のアウディは24.5%増の1万7,788台で、同じくVW傘下のポルシェは32.3%増の2,768台だった。
外国メーカーは米国のフォードが18.6%減の8,159台。テスラは3.7倍の2,420台だった。フランス勢はルノーが13.9%減の4,639台。プジョーは12.1%増の3,379台、姉妹ブランドのシトロエンは16.4%増の2,884台となった。
日本勢は、トヨタ自動車(レクサス除く)が18.3%減の5,268台。マツダは35.3%増の2,821台、日産自動車は10.1%減の2,063台、三菱自動車は61%減の1,400台だった。スズキは34.7%増の1,119台、ホンダは59.7%減の290台、SUBARU(スバル)は0.6%増の327台となっている。
燃料別ではガソリン車が全体の37.7%を占め、販売台数は17.7%増加。ディーゼル車のシェアは17.8%で、販売台数は2.4%増えている。電気自動車(EV)の販売台数は34.1%増え、ハイブリッド車(HV)は45.7%縮小した。
1~4月の累計登録台数は全体で7.9%増の86万9,765台だった。
■生産台数は24%増加
ドイツ自動車工業会(VDA)によると、加盟メーカーの4月の生産台数は前年同月比24%増の32万1,000台となった。輸出台数は38%増の24万6,200台だった。
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