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ユーロ圏小売、0.8%減少 2カ月ぶりマイナス=2月

欧州連合(EU)の統計局ユーロスタットは11日、ユーロ圏20カ国の2月の小売売上高(数量ベース、季節要因、稼働日数調整済み)が前月比0.8%減少したと発表した。1月の0.8%増からマイナスに転じた。

項目別に見ると、食料・飲料・たばこは0.6%、非食品(自動車燃料除く)は0.7%それぞれ減少。自動車燃料は1.8%の落ち込みとなった。

国別では、データを公表している19カ国のうち7カ国が前月を上回った。最も増えたのはキプロスで1.6%拡大。ルクセンブルクは0.8%、ベルギーは0.7%それぞれ増加した。一方、最大の落ち込みを示したのはスロベニアで10.5%減少。フランスとエストニアは共に1.5%減っている。

ユーロ圏内の小売売上高(稼働日数調整済み)は前年同月比では3%縮小。食品・飲料・たばこは4.9%減り、非食品(自動車燃料除く)は1.8%落ち込んだ。半面、自動車燃料は1.1%増加した。


関連国・地域: EU
関連業種: 小売り・卸売りマクロ・統計・その他経済

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