• 印刷する

洋上風力、2015年にGDP0.2%押し上げ

英国の洋上風力発電産業は2015年までに国内総生産(GDP)を0.2パーセントポイント押し上げる――。シンクタンクの経済ビジネス・リサーチ・センター(CEBR)は12日に明らかにした報告書の中で、このような見通しを明らかにした。二酸化炭素(CO2)排出量削減を目指した再生可能エネルギー利用の柱である洋上風力発電は、経済面でも大きな効果をもたらすとしている。

CEBRは2020年に洋上風力発電の総設置容量が1,700万キロワットに達するとのシナリオに基づき、風力発電産業が輸出や雇用、GDPに与える影響をマクロ経済モデルを使って算出した。

それによると、GDPへの寄与度は2020年までに2倍の0.4ポイントに広がる。また正規雇用者数は2015年までに4万5,000人、2020年までにには9万7,000人に増加。さらに2030年までにはGDPへの寄与度は0.6ポイント、雇用は17万3,000人と、経済効果はさらに高まるとみている。

政府は低炭素化と経済成長の両面から洋上風力発電の利用に力を入れており、発電施設建設の促進や発電機メーカーの工場誘致を積極的に進めている。[環境ニュース]


関連国・地域: 英国
関連業種: 電力・ガス・水道サービスマクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

企業への増税回避要求 英産業連盟「経済に打撃」=予算(11/07)

英政府、EV走行税の導入を検討=28年から(11/07)

英中銀、金利4%に維持=年内に利下げも(11/07)

FCのセレス、中国社と製造ライセンス契約(11/07)

日鉄と住商、シェルと油井管供給契約を更改(11/07)

建設業PMI、10月は低下=分岐点割れ(11/07)

英国、電子たばこ利用者が喫煙者上回る=初(11/07)

ロンドン地下鉄、賃上げ合意 雇用条件改善でスト回避(11/06)

英政府と企業60社、従業員の健康管理で連携(11/06)

大手企業、プラスチック使用削減を推進(11/06)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン