• 印刷する

ユーロ圏インフレ率、10%に 光熱費上昇緩和で1年半ぶり減速

欧州連合(EU)の統計局ユーロスタットは11月30日、11月のユーロ圏19カ国の消費者物価指数(CPI、速報値)が前年同月比10%上昇したと発表した。エネルギーやサービスの上昇ペースが緩和し、伸びは1年半ぶりに減速した。

11月はエネルギーが34.9%上昇。食品・アルコール飲料・たばこは13.6%伸び、エネルギーを除く工業製品は6.1%上がった。サービスは4.2%値上がりしている。

価格変動が激しい食品・アルコール飲料・たばことエネルギーを除いたコアインフレ率は5%と、前月から横ばいだった。

欧州中央銀行(ECB)は10月の政策理事会で、ユーロ圏の市場介入金利(最重要の政策金利)を0.75ポイント引き上げ、2%とした。12月15日に予定される次回の政策理事会では、インフレ減速により利上げ幅が縮小するかが注目されている。


関連国・地域: EU
関連業種: マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

米EU合意、最悪の事態回避もEUへの打撃避けられず <連載コラム・欧州経済の潮流を読む> 第72回(08/22)

EU・米、貿易協定巡る共同声明(08/22)

欧州の郵便会社、米国への小包発送停止(08/22)

ユーロ圏総合PMI、8月は上昇=速報値(08/22)

ユーロ圏建設業生産、6月は0.8%減少(08/22)

米の対EU実効関税率、欧州中銀の想定内(08/21)

ルーマニア政府、一部の投資停止=財政圧迫(08/21)

EU、エネルギー分野デジタル化で意見公募(08/21)

ユーロ圏インフレ率、7月は2%=改定値(08/21)

有志連合、テレビ首脳会議=日本も参加(08/20)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン