• 印刷する

N・グリッド、石炭火力発電の延長契約

英国の送電大手ナショナル・グリッドの電力系統運用子会社ナショナル・グリッドESO(NGESO)は18日、同国の発電大手ドラックス・グループおよびフランス電力(EDF)と、石炭火力発電所の運転延長契約を締結したと発表した。今冬に他の発電方法が需要に追い付かなくなった場合の「最終手段」となる。

契約の対象は、EDFの英子会社EDFエナジーがイングランド中東部ノッティンガムシャー州に構える発電所「ウェストバートンA」の400メガワットのユニット2基と、イングランド北部ヨークシャー州にあるドラックス発電所の570メガワットのユニット2基。これにより発電容量が1,940メガワット拡大する。契約期間は10月1日~2023年3月31日。

ドラックスの2基は2021年に商業運転を停止。ウェストバートンAの2基は今年9月に運転を停止する予定だった。

NGESOは、さらにもう1基の運転延長に向けて電力会社1社と協議中という。

運転延長コストは、5基目の契約の可否と石炭の調達量次第で、2億2,000万~4億2,000万ポンドとなる見通し。


関連国・地域: 英国
関連業種: 電力・ガス・水道

その他記事

すべての文頭を開く

光熱費、10月に2%引き上げ 輸送費増加や政府支援の拡大で(08/28)

ガトウィックのスト中止=賃上げ案受け入れ(08/28)

英失業者、ホスピタリティー業界が半数超(08/28)

英投資基金、BESS開発に5億ポンド投入(08/28)

パウンドランド、破綻回避=68店舗を閉鎖(08/28)

英統計局、男女の賃金格差を過小評価か(08/28)

保険プルーデンシャル、上半期は7%増益(08/28)

ボーンマス空港で9月にスト 手荷物係など100人参加(08/27)

ノルウェー、世界最大級のCCS設備が稼働(08/27)

賭博ロットマティカ、伊主要銘柄入りへ(08/27)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン