• 印刷する

N・グリッド、石炭火力発電の延長契約

英国の送電大手ナショナル・グリッドの電力系統運用子会社ナショナル・グリッドESO(NGESO)は18日、同国の発電大手ドラックス・グループおよびフランス電力(EDF)と、石炭火力発電所の運転延長契約を締結したと発表した。今冬に他の発電方法が需要に追い付かなくなった場合の「最終手段」となる。

契約の対象は、EDFの英子会社EDFエナジーがイングランド中東部ノッティンガムシャー州に構える発電所「ウェストバートンA」の400メガワットのユニット2基と、イングランド北部ヨークシャー州にあるドラックス発電所の570メガワットのユニット2基。これにより発電容量が1,940メガワット拡大する。契約期間は10月1日~2023年3月31日。

ドラックスの2基は2021年に商業運転を停止。ウェストバートンAの2基は今年9月に運転を停止する予定だった。

NGESOは、さらにもう1基の運転延長に向けて電力会社1社と協議中という。

運転延長コストは、5基目の契約の可否と石炭の調達量次第で、2億2,000万~4億2,000万ポンドとなる見通し。


関連国・地域: 英国
関連業種: 電力・ガス・水道

その他記事

すべての文頭を開く

高速鉄道HS2、計画見直し CEO「深刻な状況」=対応へ(01/03)

小売店の閉鎖数、1.3万店に=17万人が失職(01/03)

英業界団体、HVの30年販売禁止呼びかけ(01/03)

リドル、クリスマスに10億ポンド売上=英国(01/03)

ネーションワイド住宅価格、0.7%上昇(01/03)

英仏海峡横断の移民、24年は3.7万人に増加(01/03)

英首相、25年は「再建の年」 労働者保護を推進=国民向け演説(01/02)

家庭向けエネ料金、再び引き上げ(01/02)

バス運賃上限、1日から引き上げ(01/02)

キャドバリー、「王室御用達」失う=英国(01/02)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン