• 印刷する

セントリカ、北海のガス貯蔵ライセンス取得

英国の北海移行局(NSTA)は21日、英国のガス・電力大手セントリカに、北海沖の天然ガス貯蔵施設「ラフ(Rough)」の再開に必要となるライセンスを付与すると発表した。セントリカは6月、ラフが位置する海域のガス貯蔵ライセンスを申請。期限内にその他の企業からの同ライセンスへの応札はなかった。

ラフはイングランド東岸沖の北海南部に位置する国内最大のガス貯蔵施設で、10日分のガス貯蔵が可能。かつては英国のガス貯蔵能力の7割を占めていたが、政府が改修費の支援を拒否したため、2017年に閉鎖された。

ただ、ロシアのウクライナ侵攻などを受け、エネルギー価格が高騰する中、英政府は4月、エネルギーの自給率向上を含む新たなエネルギー安全保障戦略を公表。セントリカは、今冬の英国のエネルギー自立を支援するため、ラフの再稼働を決めた。

ガス貯蔵の再開には、NSTAを含む当局の規制上の承認が必要となる。


関連国・地域: 英国
関連業種: 天然資源電力・ガス・水道マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

シティー空港、豪社が買収 出資比率75%に=ロンドン(10/16)

自動運転ウェイモ、ロンドンで無人タクシー(10/16)

住建業者、1年で1500社消滅=10年ぶり減少(10/16)

データセンターのエヌスケール、MSと契約(10/16)

欧州のディストレス指数、小売部門で悪化(10/16)

労働生産性、過去1年で1.6%上昇=分析(10/16)

栗田工業、リチウムの商業生産で英社と協力(10/16)

レボリュート、当局懸念で銀行免許に遅れか(10/16)

シェル、ナイジェリアのガス開発事業を承認(10/16)

イージージェットの買収検討 海運MSC、初期段階の査定進む(10/15)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン