• 印刷する

VWとボッシュが提携 自動運転ソフトを共同開発へ

ドイツ連邦カルテル庁は4日、自動車大手フォルクスワーゲン(VW)と自動車部品大手ロバート・ボッシュによる自動運転ソフトウエア開発での提携を承認すると発表した。

VWのソフトウエア部門カリアド(Cariad)とボッシュは1月、「レベル2(部分自動運転)」および「レベル3(条件付き自動運転)」の自動運転ソフトの開発で提携すると発表。2023年中にVWグループの車両にレベル2技術を搭載し、最終的には他社の車両向けに販売するとしていた。

連邦カルテル庁は今回、欧州連合(EU)の規則では研究開発(R&D)段階での提携は、一定の条件が満たされればカルテル規制の適用対象外になると説明。両社の提携はこれに当てはまるとの判断を示した上で、今後も競争法に基づき両社間の提携の進展に注視し続けるとしている。

同庁のアンドレアス・ムント長官は、「現在、さまざまな企業が自動運転技術の研究において革新的解決策の発見を競っている」とした上で、「R&Dは将来的な製品や市場の土台となるものであり、この段階での競争を維持することはカルテル庁の任務」と話している。


関連国・地域: ドイツ
関連業種: 自動車・二輪車IT・通信マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

独、200億ユーロの大幅減税 閣議決定、控除と児童手当を拡大(07/26)

シーメンスエナジー、大型水素電解槽を受注(07/26)

独政府、水素輸入戦略を閣議決定(07/26)

ボッシュ、480人削減=電動工具部門(07/26)

シェル、独製油所にグリーン水素電解槽(07/26)

医療AIディープシー、1300万ドル調達(07/26)

英独、共同防衛宣言に署名(07/26)

投資サービスのバンチ、1550万ドル調達(07/26)

不動産投資インファール、破産申請(07/25)

伊当局、米アマゾンから1.2億ユーロ押収(07/25)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン