• 印刷する

VW、第3四半期は12%減益 半導体不足の影響が深刻

ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は28日、第3四半期(7~9月)の営業利益(特別損益除く)が27億9,800万ユーロとなり、前年同期比12.1%減少したと発表した。世界的な半導体不足の影響は深刻で、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響を受けた前年同期よりも大きく減少した。

売上高は4.1%減の569億3,100万ユーロ。純利益は29億300万ユーロと、5.6%拡大した。販売台数は29.9%減の180万5,000台だった。

グループの営業利益率(特別損益除く)は4.9%と、0.5ポイント減少している。

VWは通期について、納入見通しを下方修正し、前年並みを見込んでいるとした。一方で、売上高は前年の水準を大きく上回るとみる。特別損益を除いた営業利益率については目標を6~7.5%で維持した。

ヘルベルト・ディース最高経営責任者(CEO)は「当期の結果は、数量における生産性向上を体系的に推進する必要があることを改めて示している」とコメントした。


関連国・地域: ドイツ
関連業種: 自動車・二輪車マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

カズトランスオイル、初のEUオフィス開設(12/24)

レオニ、ルーマニア西部の工場を来年閉鎖へ(12/24)

VW、代理店モデルを終了へ ディーラー販売に回帰=欧州EV(12/24)

メルセデス、米国各州と和解=排ガス不正(12/24)

ポルシェ、中国でEV充電網の廃止計画(12/24)

防衛ラインメタル、ポーランド社と技術契約(12/24)

軍用ドローンのスターク、弾頭試験に成功(12/24)

高速道路A45号線、高架橋が4年ぶり再開通(12/24)

有権者の17%、メルツ政権の来年崩壊を予想(12/24)

副首相、ICE固執に警鐘 「モビリティーの未来は電動」(12/23)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン