全日本空輸(ANA)は15日、航空・防衛大手エアバスの超大型機「A380」の3号機を受領したと発表した。エアバスによると、同型機の納入残はあと2機だが、仏南西部トゥールーズの拠点からの引き渡しは今回が最後となる。
ANAは13日に同機体を受け取った。同機体は15日午後5時30分(現地時間)にトゥールーズ空港を出発し、16日午後1時に成田空港へと到着する。
ANAは同型機を3機発注していたが、新型コロナ危機の影響を受け、最後の1機の受け取りを保留していた。
ANA向けの「A380」は、ファーストクラス8席、ビジネスクラス56席、プレミアムエコノミー73席、エコノミークラス383席の520席仕様。ハワイで神聖な生き物とされるウミガメをモチーフにした特別塗装機「FLYING HONU(フライング・ホヌ)」として、計3機の機体それぞれに異なるカラーリングが施されている。3号機は、ハワイの「夕陽」をイメージしたサンセットオレンジの塗装となっている。[日本企業の動向]
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