欧州連合(EU)理事会は8日、新型コロナウイルスの感染リスクが低いとして入域を許可している域外国のリストに、バーレーンとアラブ首長国連邦(UAE)を追加した。日本は引き続き除外されている。
EUは現在、第三国からの不要不急の目的での入域を禁止しているが、入域許可国リストの国々については、この対象外としている。ただし、入域許可国から加盟各国への入国が実際に認められるかどうかは、それぞれの加盟国の判断で決まる。入国時に検査や隔離が求められる可能性もある。
現時点でリストに含まれるのは他に、オーストラリア、カナダ、チリ、ヨルダン、クウェート、ニュージーランド、カタール、ルワンダ、サウジアラビア、シンガポール、韓国、ウクライナ、ウルグアイ。中国については引き続き、相手側がEUからの渡航者を受け入れれば、EUも同国からの入国を認める方針。また、リストには掲載されていないが、台湾からの入域も認めるとしている。
日本は9月上旬、新規感染者数の再拡大を受けリストから除外されており、今回も追加されなかった。[EU規制]
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