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ドイツ鉄道、3度目のストへ 9月1~7日に運行最大7割減も

ドイツの鉄道運転士労組GDLは、9月1~7日にストライキを実施する。賃上げとボーナス支給を巡るドイツ鉄道(DB)との交渉がもつれているため。GDLは8月にも2度のストを行ったが、今回は期間が長期化された格好だ。

貨物列車のストは9月1日午後5時(現地時間)から、旅客列車は2日午前2時から始まり、共に7日の午前2時まで続く。8月のストでは、長距離列車や都市部の鉄道運行が平常時の30~40%に削減されており、今回も同様の水準になるとみられる。

GDLは、今年に1.4%の賃上げと新型コロナウイルス特別手当600ユーロの支給、来年にさらに1.8%の賃上げを求めている。これに対してDBは、今年は賃金を据え置くが、来年と再来年に2段階に分けて計3.2%引き上げることを提案。また、新型コロナ特別手当の検討には同意したが、具体的な金額は示していない。

DBは3度目のスト突入について「正当化されるものではない」と批判。一方、GDLは、さらに長期のスト実施の可能性も示唆している。運転士らは8月10~13日、21~25日にもそれぞれストを行った。[労務]


関連国・地域: ドイツ
関連業種: 運輸雇用・労務

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