• 印刷する

ワクチン接種完了者の隔離免除 独、7日から英国など5カ国対象

ドイツは7日から、英国など5カ国を対象に、新型コロナウイルスワクチンの2回の接種を完了した渡航者の入国後の自主隔離を免除する。国立ロベルト・コッホ研究所は先に、インドで最初に確認された変異株「デルタ株」の感染が英国で拡大していることを受け、英国のリスク水準を「ウイルスの変異株がまん延しているリスク地域」に指定していたが、5日にこれを見直して「感染が多発している地域」に引き下げたため。

自主隔離が免除されるのは英国の他、ポルトガルとロシア、インド、ネパール。ワクチン接種が完了していない渡航者は、ドイツ入国後に最長10日間の自主隔離が義務付けられる。入国後5日目の検査で陰性だった場合、隔離を終了することができる。

英国からドイツへの入国規制緩和を巡っては、2日にメルケル独首相が訪英し、ジョンソン英首相と協議した経緯がある。その後の記者会見でメルケル首相は、渡航規制は常に見直しており、「近い将来、2回の接種を完了した人は、自主隔離なしで渡航できるようになるだろう」と話していた。


関連国・地域: 英国ドイツ
関連業種: 医療・医薬品マクロ・統計・その他経済社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

独北部にバッテリーセル工場 VW傘下パワーコーが生産開始(12/18)

石油化学プラントに政府支援 イネオス、500人の雇用維持(12/18)

スロベニア鉄道、車両購入契約=1億ユーロ(12/18)

テスラ、独でバッテリーの一貫生産を計画(12/18)

クオンタム、自動運転フェアンライドを買収(12/18)

防衛KNDS、26年に独仏で二重上場へ(12/18)

薬剤師による接種拡大へ=法案を閣議決定(12/18)

製造業の受注残、10月は0.6%増加(12/18)

Ifo企業景況感、12月は悪化(12/18)

独自動車各社、収益性悪化 09年以降で利益最低=第3四半期(12/17)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン