• 印刷する

ワクチン接種完了者の隔離免除 独、7日から英国など5カ国対象

ドイツは7日から、英国など5カ国を対象に、新型コロナウイルスワクチンの2回の接種を完了した渡航者の入国後の自主隔離を免除する。国立ロベルト・コッホ研究所は先に、インドで最初に確認された変異株「デルタ株」の感染が英国で拡大していることを受け、英国のリスク水準を「ウイルスの変異株がまん延しているリスク地域」に指定していたが、5日にこれを見直して「感染が多発している地域」に引き下げたため。

自主隔離が免除されるのは英国の他、ポルトガルとロシア、インド、ネパール。ワクチン接種が完了していない渡航者は、ドイツ入国後に最長10日間の自主隔離が義務付けられる。入国後5日目の検査で陰性だった場合、隔離を終了することができる。

英国からドイツへの入国規制緩和を巡っては、2日にメルケル独首相が訪英し、ジョンソン英首相と協議した経緯がある。その後の記者会見でメルケル首相は、渡航規制は常に見直しており、「近い将来、2回の接種を完了した人は、自主隔離なしで渡航できるようになるだろう」と話していた。


関連国・地域: 英国ドイツ
関連業種: 医療・医薬品マクロ・統計・その他経済社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

独社の3割、対米投資を延期 中止は15%=関税の影響浮き彫り(07/25)

ケータリングのフェルマート、英同業が買収(07/25)

独仏首脳が会談、対米貿易交渉の立場確認(07/25)

オランダ、平均就業年数がEU最長(07/25)

独政府、連邦軍の調達迅速化法案を閣議決定(07/25)

オサピエンス、英国に3500万ユーロ投資(07/25)

ドイツ銀、第2四半期は黒字転換(07/25)

自動車塗装機器デュル、500人削減を計画(07/25)

ソフトSAP、人員削減を継続=CEO(07/25)

GfK消費者信頼感、8月も悪化(07/25)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン