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イングランド、19日以降も規制残る可能性

英国のジョンソン首相は1日、イングランドにおける新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)の全面解除が予定される19日以降も、いくつかの予防措置は残す可能性を明らかにした。近日中に、次の段階の規制解除の詳細を決めるとしている。BBC電子版などが伝えた。

同首相は、マスク着用義務などが撤廃されるかどうかを問われた際、可能な限り新型コロナ流行前の生活に戻したいとしながらも、引き続き特別な予防策を取らなければならないだろうと発言。向こう数日のうちに方針を固めるとしている。

また、ワクチン接種完了者に26日以降、感染リスク「黄」の国からの入国後の自主隔離を免除する可能性が報じられている件について尋ねられると、2度のワクチン接種は「解放者」になるだろうと答えた。しかし、旅行に関しては例年のように手間のかからないものは期待すべきでないとしている。

英国では1日、新規感染者数が2万7,989人に増え、1月下旬以降で最多を記録したが、死者や入院患者は冬季の感染の波と比べ少なく抑えられている。ジョンソン首相は、迅速なワクチン接種により感染者数と死者数が比例しなくなったことは喜ばしく、これにより19日に規制緩和を進めることができるとしている。

なお、ジャビド保健・社会福祉相は先に、19日に規制解除を進める方針は認めたものの、全ての規制を解除するとは限らないとしていた。


関連国・地域: 英国
関連業種: 医療・医薬品マクロ・統計・その他経済社会・事件

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