英政府は3日、同国の成人の半数以上が新型コロナウイルス・ワクチンの2回目の接種を完了したと発表した。1回目のワクチン接種を完了した人は、成人の75%以上に達している。
BBC電子版によると、これまでに2回のワクチン接種を完了した人は2,642万2,303人と、成人人口の50.2%に相当する。地域別では、イングランドが50.7%で最も多く、スコットランドは48.2%、北アイルランドは47.1%、ウェールズは45.9%と続く。
ジョンソン首相は、成人人口の半数がワクチン接種を完了したことについて、「皆が進んでワクチン接種を受けたことが可能にした」とコメント。順番が来たらワクチン接種を受けるよう国民に呼び掛けた。
現在、イングランドとスコットランドでは30歳以上、ウェールズと北アイルランドでは18歳以上を対象にワクチン接種の予約を受け付けている。
英政府はかねて、7月末までに全成人に1回目のワクチンを、6月21日までに50歳以上の全員に2回目のワクチンを提供する目標を掲げている。
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