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海外渡航解禁の見通し示さず 英首相、感染状況見極め12日に発表

ジョンソン英首相は5日、イングランドで5月17日に不要不急の海外渡航を解禁できる見通しはまだ立っていないと明らかにした。国内外での新型コロナウイルスの感染状況やワクチン展開の推移を見極めた上で、4月12日に方針を示すとしている。渡航解禁に当たっては、渡航先のリスクを「赤」「黄」「緑」に色分けし、「緑」に指定された国・地域については帰国後の自主隔離を免除する計画。ただ、政府は詳細が公表されるまで海外旅行の予約は控えるよう国民に呼び掛けている。

イングランドでは3月29日から、仕事や教育、医療などに関わる正当な理由のない海外渡航は違法とされており、違反者には罰金5,000ポンドが科される。政府は2月に示したロックダウン(都市封鎖)解除へのロードマップの中で、海外渡航の解禁は早くても5月17日以降としていた。

ジョンソン首相はこの日の記者会見で「5月17日の外国旅行再開に期待するものの、最終的な決断を下すにはより多くのデータが必要」と話した。この件については現在、運輸省の国際旅行タスクフォースが検討を行っており、4月12日に結論が示される見通し。

不要不急の海外渡航の解禁に際しては、渡航先のリスクを3段階に分類する計画。「赤」の国・地域からの帰国者には政府指定の有料宿泊施設で10日間の隔離を義務付ける一方、「緑」については自主隔離を免除するとしている。各国・地域のリスクは、ワクチン展開や感染率、変異株の流行状況などを基準に分類し、渡航解禁が近づけば公表するとしている。

また、政府は現在、新型コロナウイルスのワクチン接種や感染歴、検査結果を証明する「COVIDステータス証明書」の導入を検討しており、渡航先の国・地域とこうした証明書を相互承認する可能性もあるとしている。

なお、政府はこうした証明書の国内での有効性を見極めるため、4月16日以降に証明書の保有者を対象にスポーツ大会や劇場、ナイトクラブでのイベントへの入場を認める試験を実施する計画。5月15日のイングランド・サッカーFAカップの決勝戦も対象に含まれており、2万人がロンドンのウェンブリースタジアムで観戦する見通しだ。


関連国・地域: 英国
関連業種: 観光社会・事件

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