• 印刷する

イングランドで一部規制緩和 学校再開、段階的解除の第一歩

英イングランドで8日、新型コロナウイルス対策として導入されているロックダウン(都市封鎖)の一部が緩和され、学校がおよそ2カ月ぶりに再開された。政府は2月にロックダウンの段階的解除に向けたロードマップを公表しており、これが第1段階目の緩和となる。

この日から初等教育学校は大半が再開され、中等教育学校の多くは全生徒の新型コロナウイルス感染検査の進捗状況に合わせて各校が週内に段階的に再開していく。中等教育学校では、当初は3回の検査を実施し、その後は自宅で週2回の検査を継続して感染状況を監視するとともに、校内でのマスク着用も強く推奨されている。

政府は学校再開にあたり、授業の遅れを取り戻すための補習などに17億ポンドを拠出すると発表した。また、休暇日数の縮小による授業日数の確保や学期を通常の3学期から増やすことなども提案している。

今回のイングランドの規制緩和では、学校再開のほか、屋外で異なる世帯の2人が運動以外の目的で会うことも認められる。

なおスコットランドとウェールズでは、初等教育の低学年の授業は2月に再開されている。残りの初等教育と中等教育については、スコットランドは15日に再開し、ウェールズでは15日から4月半ばの間に再開する予定。英領北アイルランドでは、8日から初等教育の低学年に限って再開している。


関連国・地域: 英国
関連業種: 医療・医薬品社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

露ルクオイル、ブルガリア製油所を売却か(11/07)

欧州首脳、トランプ氏に祝意 対米関係の重要性強調(11/07)

企業にAIリスク管理ツール 英政府、安全性評価で世界リード(11/07)

英BP、オランダの給油・EV充電所を売却(11/07)

英経済、トランプ米政権で成長鈍化も(11/07)

投資社、イングランド最大の風力発電所計画(11/07)

物流技術フーブー、4470万ポンドを調達(11/07)

アングロの豪炭鉱、合弁の富豪が一部取得(11/07)

ユーロスターの「39ポンド」広告禁止=当局(11/07)

たばこ販売禁止法案を提出 英政府「最大の健康リスク」制限(11/06)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン