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英、陰性証明の提示が義務に イングランドへの入国者全員

英政府は18日、イングランドへの入国者全員に対し、出発前3日以内に受けた新型コロナウイルス検査の陰性証明書の提示を義務化した。変異種の世界的な広がりを受けた措置で、違反者には500ポンドの罰金が科される。併せて、自主隔離の免除対象国リストを少なくとも2月15日まで停止。一部の免除対象者を除き、日本を含む全ての外国からの入国者は10日間の隔離を行う必要がある。

陰性証明が義務付けられるのは、陸海空での入国者全員で、英国籍の保持者も含まれる。ただし、英国本土の他の地域とアイルランド、マン島、ジャージー島、ガーンジー島、英領フォークランド諸島、セントヘレナ島、アセンション島から訪れる人はこれに含まれない。バルバドスとセントルシア、アンティグア・バーブーダからの渡航者には1月21日午前4時から適用される。なお、11歳未満の子供のほか、運送業者や航空・船舶・鉄道の乗組員などは免除対象者となる。

自主隔離措置も英国籍保持者を含む全員が対象で、英国本土の他の地域とアイルランド、マン島、ジャージー島、ガーンジー島以外から渡航した場合は10日間の隔離が必要となる。ただし、入国5日後に有料の検査を受けて陰性であれば自主隔離を終了できる制度は継続する。政府は自主隔離免除国リストの停止措置について、2月15日に見直しを行うとしている。

ラーブ外相は先に「イングランド公衆衛生当局パブリックヘルス・イングランド(PHE)は旅行者への検査を強化するだろう」と説明。入国時の検査も厳格化する方針で、到着者全てにホテルでの自主隔離を求める可能性もあるとしている。


関連国・地域: 英国
関連業種: 医療・医薬品マクロ・統計・その他経済社会・事件

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