ドイツの国立ロベルト・コッホ研究所は25日、新型コロナウイルスによる過去24時間の感染死者数が410人だったと発表した。第1波ピーク時の4月中旬に記録した1日の死者数315人を超えて過去最多となった。累計感染死者数は1万4,771人に上っている。
過去24時間の新規感染者数は1万8,633人と、20日に記録した過去最多数からは約5,000人減ったものの、依然として高水準にとどまっている。累計感染者数は96万1,320人に上った。
一方、メルケル首相と連邦16州の首相は25日に協議を行い、30日に解除を予定していた全国的な封鎖措置について12月20日まで延長することなどで正式に合意する見通し。
また、12月23日~来年1月1日のクリスマス休暇期間については、集会可能人数が最大10人となるほか、教会での儀式も人数を制限した上での開催を可能にするなど、一部規制が緩和される予定。
なお、シュパーン保健相は先に、各州に予防接種センターを開設する計画を進めていると公表。早ければ12月にも新型コロナウイルスのワクチン接種を開始できるとの予測を示している。
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