• 印刷する

イングランドの封鎖解除へ 地域別の段階的な規制を再導入

ジョンソン英首相は23日、新型コロナウイルス対策としてイングランド全域で実施中のロックダウン(都市封鎖)を12月2日に解除し、各地域の警戒レベルに応じた段階的な封鎖制度を再導入すると発表した。不要不急の外出や小売店・理髪店などの営業は、地域に関わらず可能となる。一方、最も規制が厳しいティア3では、パブやレストランの店内飲食サービスが禁止されるなど、規制が一部強化されている。

イングランドでは、11月5日にロックダウンが再導入されたが、政府はかねて12月2日に解除する方針を示していた。解除後は、各自治体の警戒レベルを「中程度(ティア1)」、「高い(ティア2)」、「非常に高い(ティア3)」に分類する地域的な封鎖制度を再び導入する。各自治体の警戒レベルは、11月26日に公表されるが、多くの地域がロックダウン導入前より高いティアに分類される見通し。

ただ、どの分類でも住民は自由に外出できるようになる。また、生活必需品以外を扱う小売店や理・美容店、スポーツジムの営業再開はすべての分類で認められ、屋外でのスポーツや結婚式も可能となる。在宅勤務は、可能な限り引き続き行うよう求められる。学校・大学の授業は継続される。

一方、飲食店については、ティア1ではテーブル席のみ店内飲食サービスを提供できるが、午後10時の注文停止と午後11時の閉店が義務付けられる。ティア2では食事を提供しないパブやバーは営業できず、ティア3では持ち帰りや出前サービスしか提供できない。

またティア3では、通勤・通学や通院などを除く不要不急の目的で地域を出入りすることが禁止されるほか、住民は地域外での外泊を禁止され、地域内の宿泊施設は閉鎖される。

スポーツの試合や演劇・コンサート、展示会などのイベントは、ティア1とティア2では定員を制限して開催できるが、ティア3では禁止される。

世帯間交流については、ティア1では屋内外を問わず6人まで、またティア2では屋外でのみ6人まで集まれるが、ティア3では異世帯との交流はほぼ禁止される。

なお、クリスマス前後の数日については、全英で世帯間交流の規制を一時的に緩和する方向で、スコットランド、ウエールズ、北アイルランドの自治政府と協議中としている。しかし、ジョンソン首相は「今年のクリスマスは普通に祝えるとは言えない」と言及している。


関連国・地域: 英国
関連業種: 医療・医薬品社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

米英、ウクライナから大使館職員家族ら退避(01/25)

英、接種者の入国後検査撤廃 未接種者も規制緩和=2月11日から(01/25)

セルビア、リオ・ティントの鉱床開発を中止(01/25)

ブリティッシュボルト、政府機関と電池開発(01/25)

R・ロイス、小型原子炉工場の用地入札募る(01/25)

ユニリーバ、「物言う株主」ペルツ氏出資か(01/25)

韓国・サムスン電子、英5G市場に攻勢(01/25)

スタンチャート、フィリピン成長見通し発表(01/25)

ベトナム航空、欧露定期便を月内に再開へ(01/25)

英政府、ギガプラントに投資 ブリティッシュボルトが資金確保(01/24)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン