• 印刷する

ワイヤーカード、欧州資産売却 サンタンデールに約1億ユーロで

破産手続きを進めているドイツの決済サービス大手ワイヤーカード・グループは16日、欧州事業のテクノロジー関連のプラットフォームと資産を、スペイン金融最大手バンコ・サンタンデールに売却すると発表した。これにより、主要事業の売却が完了する。

取引額は明らかにされていないが、ロイター通信は関係者の話として、1億ユーロ程度と報じている。取引は関係当局の承認を経て、年内に完了する見通し。

サンタンデールは今回の資産取得で、決済サービス事業ゲットネット(GetNet)を強化し、欧州における成長戦略の促進を狙う。取得先の事業を管理する約500人の従業員はサンタンデールに移管され、ゲットネットのチームに加わる。

ワイヤーカードは8月に破産手続きを開始。同社の管財人は既にブラジル、ルーマニア、北米事業の資産売却を完了。現在はアジアと南米、トルコの子会社の売却を進めており、今後2~3週間で結果を発表する見通し。[M&A]


関連国・地域: ドイツスペイン
関連業種: 金融IT・通信サービス

その他記事

すべての文頭を開く

メルツ氏、総選挙勝利に自信 ショルツ氏に「奇跡は起きない」(02/21)

メルセデス、通期は31%減益=コスト策発表(02/21)

自動車部品ボッシュ、SOFC事業から撤退(02/21)

欧州委、半導体工場への政府補助金を承認(02/21)

ベルリンの公共交通機関、48時間スト突入(02/21)

代替肉キンダ、300万ユーロ調達(02/21)

生産者物価、1月は0.5%上昇(02/21)

独の電気代は「高すぎる」 AfD党首、原発回帰訴え(02/20)

タイヤのコンチ、R&D職を3千人削減(02/20)

6州の交通機関、21日にスト=賃上げへ圧力(02/20)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン