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スコットランド、中部で飲食店を2週間閉鎖

スコットランド自治政府のスタージョン首相は9日午後6時(現地時間)から、グラスゴーやエディンバラを含む中部の全てのパブやレストランを閉鎖すると発表した。新型コロナウイルスの1日当たりの新規感染者数が、スコットランド全体で初めて1,000人を超えたことを受けた動き。

新たな営業規制は、酒類販売の許可を持つ飲食店が対象で、25日まで実施される。約340万人に影響が及ぶ見通し。スコットランド内の他の地域では営業が認められるが、酒の提供は屋外で午後10時までに限定される。

飲食の持ち帰りサービスは規制の対象外。酒類を提供しないカフェは午前6時から午後6時まで営業できる。

スタージョン首相は、影響を受ける事業者への総額4,000万ポンドの新たな支援策も併せて発表。しかし野党は詳細が不明確だと批判しているほか、店舗の全面閉鎖の必要性も疑問視している。

なお、10日からはカジノや屋内のボウリング場といった娯楽施設が2週間閉鎖される。


関連国・地域: 英国
関連業種: サービスマクロ・統計・その他経済社会・事件

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