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英国で6人までの集会人数制限が発効

英領北アイルランドを除く英国で14日、6人までの集会人数制限が発効した。イングランドとスコットランドでは屋内外で、ウェールズでは屋内のみでそれぞれ7人以上の集まりを禁止する。内務省と法務省で閣外相を務めるキット・モルトハウス氏は、近隣で違反の疑いがあった場合は通報するよう要請している。

この制限は、学校や職場、感染防止策を講じた上での結婚式や葬儀、チームで行うスポーツなどの一部事例を除いて適用される。違反した場合、初犯は100ポンド、違反を重ねれば最大3,200ポンドの罰金が科される。

イングランドでは集まる世帯数に制限はなく、スコットランドでは2世帯、ウェールズでは規定された拡張世帯のみ許される。イングランドでは全年齢が対象とされるが、スコットランドでは12歳未満、ウェールズでは11歳未満を人数に数えない。

なお、北アイルランドでは既に、集会人数が屋内では2世帯の6人までに、屋外では15人までに制限されている。

英国では先に、1人の感染者が二次感染させる平均的な人数を示す基本再生産数が1~1.2に上がり、3月以来の高い水準となった。1日当たりの感染者数は13日に3,330人となり、3日連続で3,000人を超えている。


関連国・地域: 英国
関連業種: 医療・医薬品マクロ・統計・その他経済社会・事件

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