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店内などでマスク着用義務化 イングランド、再流行受け対象拡大

イングランドで24日から、店内などの公共スペースで、口と鼻を覆うことが義務付けられた。政府は当初、買い物中の着用のみとする方針を示していたが、封じ込め策緩和に伴う新型コロナウイルス再流行の懸念から、銀行や郵便局などにも対象を拡大している。

マスクを着用している買い物客(EMB提供)

マスクを着用している買い物客(EMB提供)

英政府はこの前日、公共スペースでのマスク着用に関するガイドラインを発表。スーパーや屋内の商業施設に加え、駅構内やターミナル利用時、食事をテークアウトで購入する際にも口と鼻を覆うことが求められる。違反者には最高100ポンドの罰金が科され、警察が店舗から追い出すことも可能となる。

一方、レストランやパブ、ジム、映画館などは対象外。また、11歳未満の子供と身体障害者も免除される。

店舗従業員のマスク着用は義務化されていないが、政府は雇用主に対し、必要に応じて検討するよう呼び掛けている。なお、英スーパーのセインズベリーとコーヒーチェーン「コスタ」などは先に、従業員がマスクを着けずに入店した客を追い出したり着用を強制することはしないと表明。こうした行為は、関連当局の責務であるとしている。

■ベルギーもマスク着用義務化

ベルギーでも25日から、屋外の公共スペースでのマスク着用が義務化された。新型コロナウイルスの感染者が再び増加しているため。

この日からは、屋内だけでなく、屋外市場や人通りの多い目抜き通り、飲食店で着席しない場合にマスクを身に付けることが求められる。また、レストランやバーでは、局地的な感染拡大に備えて来店客の連絡先を控える必要がある。一連の措置の緩和は9月1日に発表される予定。


関連国・地域: 英国ベルギー
関連業種: 医療・医薬品マクロ・統計・その他経済社会・事件

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