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仏、屋内の公共空間でのマスク着用を義務化

フランスで20日、屋内の公共スペースでのマスク着用が義務化された。新型コロナウイルス感染症の第2波を避けるためで、仏政府がパンデミック(世界的流行)の初期に示していた「一般市民にはマスクは不要」とする見解から大きく転換した格好。

同国では既に、公共交通機関などでのマスク着用が義務付けられている。再開したルーヴル美術館やエッフェル塔、「ディズニーランド・リゾート・パリ」といった主要観光名所も同様の措置を取っている。今回新たにスーパーやショッピングモール、行政機関、銀行など、不特定多数の人が出入りする閉鎖された空間で、マスクの着用が求められる。違反者には135ユーロの罰金が科される恐れもある。

政府は当初、8月1日から同措置を実施する方針を示していた。だが、国内で感染が再拡大しているほか、世界保健機関(WHO)が先に、「空気感染の可能性も除外できない」との見方を示したことから、導入を早めた。政府は、一般市民向けのマスクの在庫を十分確保しており、低所得者層には無料配布も予定している。

フランスでは17日、1人の感染者が二次感染させる平均的な人数を示す基本再生産数が、大半の地域で1を超えた。


関連国・地域: フランス
関連業種: 医療・医薬品マクロ・統計・その他経済社会・事件

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