• 印刷する

VW、自動運転技術の子会社を新設

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は28日、自動運転技術の開発を手掛ける子会社フォルクスワーゲン・オートノミー(VWAT)を設立すると発表した。米シリコンバレーや中国にも拠点を置き、一定条件化でドライバーによる操作が不要となる「レベル4」(高度自動運転)技術の実用化を目指す。

VWATはミュンヘンとVWグループの本拠地である独北部ウォルフスブルク(Wolfsburg)に本社を置き、2020年にシリコンバレー、2021年には中国にも子会社を設置する計画。トップには、米アップル出身でVWグループ自動運転部門の上級副社長を務めるアレクサンダー・ヒッツィンガー氏が就任する。

VWATはまず商用車で米自動車技術者協会(SAE)の定める「レベル4」技術の実用化を図る方針で、VW商用車部門と共同でロボット・タクシーやロボット・バン向けの自動運転システムを開発する。フィナンシャルタイムズによると、具体的には同部門から発売予定のEV限定ミニバス「I.D.バズ(Buzz)」の自動運転化に取り組み、これに成功すれば、VWやアウディなどのブランドとも協業する。

ヒッツィンガー氏は「VWATを自動車産業とテクノロジー産業の専門知識を統合するグローバルなテクノロジー企業として確立させたい」と話している。[環境ニュース]


関連国・地域: ドイツアジア米国
関連業種: 自動車・二輪車IT・通信

その他記事

すべての文頭を開く

極右AfDとの協力否定 メルツ首相、対決路線を継続(10/22)

VW、ハノーバー工場で生産停止=24日まで(10/22)

独企業、行政手続き対応で32万人雇用(10/22)

車部品ボッシュ、ルーマニアで170人削減へ(10/22)

独、米企業から偵察車両納入=30億ユーロ(10/22)

フリックス、オランダで鉄道サービス拡大(10/22)

独ワイン生産量、過去15年で最低水準か(10/22)

ティッセン造船子会社が上場 時価総額50億ユーロ、予測の2倍(10/21)

自動車メルセデス、4千人が退職受け入れ(10/21)

ルフトハンザ、来夏に国内線週100便削減も(10/21)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン