• 印刷する

ポーランド総選挙、与党・法と正義が勝利

ポーランドで13日、総選挙の投開票が行われ、与党・法と正義(PiS)が代議院(下院、定数460)で第1党の座を維持する見通しとなった。開票率99.5%の時点で、得票率は43.8%に達し、再び単独で過半数議席を占める見込み。

最大野党で中道右派の市民プラットフォーム(PO)は27.2%を獲得し第2党となった。民主左翼連合(SLD)は12.5%、ポーランド農民党(PSL)と右派政党クキズ15の連合が8.6%を得た。極右の政党連合「コンフェデレーション」は6.8%を確保している。

総選挙では、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)が最大の争点の一つとなった。PiSとカトリック教会は、LGBTの権利を認めることはポーランドの伝統的家族観と価値観を脅かすものと訴えていた。また、公正な市場競争と司法などの国家制度へのアクセスを保証するためには、愛国心を持つ人々が経済・文化的エリート層に取って代わるべきと強調。ナショナリスト色を前面に押し出し、リベラル的価値観の排除を呼び掛けていた。


関連国・地域: ポーランド
関連業種: 政治

その他記事

すべての文頭を開く

ポーランド再生エネ、5年以内に供給過多か(06/20)

ポーランド、エネ転換事業に融資=公募開始(06/19)

石油オーレン、水素事業で補助金4.6億ドル(06/19)

パウンドランド、68店舗閉鎖=千人失職も(06/19)

電力PGE、再生エネに230億ドル投資へ(06/16)

バルメット、ポーランド工場の拡張完了(06/16)

ポーランド議会、政権の信任投票可決(06/13)

エヌビディア、欧州で現地AIモデル強化へ(06/13)

パウンドランド、1ポンドで身売り(06/13)

ポーランド、洋上風力で初の入札実施=12月(06/12)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン