• 印刷する

ルノー・日産・三菱が会合 3社連合の維持を確認

ルノー・日産自動車・三菱自動車連合は29日、連合の維持に注力する方針をあらためて示した。3社の首脳陣はこの日、同連合の要で会長兼最高経営責任者(CEO)を務めるカルロス・ゴーン容疑者が金融商品取引法違反容疑で東京で逮捕されてから初となる定例会合を開催。今後の連合のあり方について協議したと見られている。

同連合はこの会合に先立ち、「ルノーと日産、三菱の取締役会は過去数日にわたり、連合の継続に尽力する方針をあらためて力強く示した」との声明を発表。「連合は過去20年にわたり比類のない成功を収めた」とした上で、「引き続き連合に全力で取り組む」と強調した。

フィナンシャルタイムズによると、3社の首脳会合は連合が本部を置くアムステルダムで開催。ゴーン容疑者の逮捕を受けルノーの暫定トップに就任したティエリ・ボロレ暫定副CEOと、日産の西川広人社長兼CEOは、いずれもテレビ会議を通じて参加した。

同連合は、ルノーが日産に43%を出資し議決権も保有する一方、日産のルノーへの出資比率は15%で議決権も持たない。日産はかねてこうした資本構造の不均衡に不満を持っているとされ、今回の会合でもこうした問題が話し合われたもようだ。ゴーン容疑者はかねて、連合の機能統合を加速するとともに、資本構造の見直しに取り組む意向を示していた。[日本企業の動向][労務][M&A]


関連国・地域: フランスオランダアジア
関連業種: 自動車・二輪車金融雇用・労務社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

ルノー、上半期は35%減益(07/26)

エールフランス、第2四半期は73%減益(07/26)

小売りカルフール、上半期は24.9%増益(07/26)

タイヤのミシュラン、上半期は4.7%減益(07/26)

石油トタル、第2四半期は6%減益(07/26)

ロクシタン、香港取引所で自社株TOB成立(07/26)

英独、共同防衛宣言に署名(07/26)

韓国ロッテ系、仏アルミ社から電池原料調達(07/26)

自動車部品フォルビア、上半期は82.1%減益(07/25)

ユーロ圏PMI、7月は低下=速報値(07/25)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン