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ユーロ圏の成長率予測引き下げ 輸出伸び悩みで2%に=IMF

国際通貨基金(IMF)は8日に発表した世界経済見通しで、ユーロ圏19カ国の今年の域内総生産(GDP)が前年比2%拡大するとの見方を示した。輸出の伸び悩みにより年前半のGDP成長率が予想を下回ったことを受け、7月時点の予測から0.2ポイント下方修正している。英国のGDPについては、1.4%と従来見通しを維持した。

IMFはユーロ圏について、成長重視の金融政策下で、堅調な消費支出と雇用により内需が力強く拡大しているものの、その伸びは徐々に緩和すると予想。経済は今のところ堅調な伸びを保っているものの、今後は減速するとみている。2019年の見通しについては、4月時点から0.1ポイント引き下げた前回予測のままの1.9%とした。

ユーロ圏主要国の今年の成長率予測を見ると、ドイツは7月時点から0.3ポイント引き下げ1.9%にとどまるとみる。フランスは1.6%とこちらも0.2ポイント下方修正。スペインは2.7%と0.1ポイント下方修正し、イタリアは従来予測通りの1.2%とした。

英国の2019年の成長率見通しは、1.5%に据え置いた。欧州連合(EU)離脱後は、EUとの無関税貿易が保たれたとしても貿易障壁の高まりが予想されることから、英国の中期的な成長率は1.6%にとどまると予想している。

ロシア経済については、前回と同じく1.7%の成長を見込む。来年の見通しは0.3ポイント上方修正し、1.8%に加速すると予想する。

世界経済の今年と来年の成長率は共に3.7%と、2017年の水準から横ばいになると予想。貿易摩擦の高まりと、トルコやアルゼンチンなど新興経済の不振を背景に、前回からそれぞれ0.2ポイント下方修正した。IMFが世界経済の見通しを引き下げるのは、2年以上ぶりとなる。


関連国・地域: 英国ドイツフランスEUイタリアスペイントルコロシア中南米
関連業種: マクロ・統計・その他経済雇用・労務

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