2月は予想上回る低下 ユーロ圏総合PMI速報値

金融情報サービス会社IHSマークイットは21日、2月のユーロ圏総合PMI(購買担当者景気指数、速報値)が57.5ポイントとなったと発表した。過去12年弱で最高を記録した前月から1.3ポイント低下。景気の「改善」と「悪化」の境目である50ポイントを56カ月連続で超えたが、落ち込み幅は市場予想を上回った。

ユーロ圏の製造業PMIは58.5ポイント。1月から1.1ポイント下落し、過去4カ月で最低を記録した。生産高は過去4カ月で、新規受注は過去5カ月でそれぞれ最も減速した。雇用は引き続き拡大傾向を維持している。

製造業PMIの国別データを見ると、ドイツは60.3ポイントと0.8ポイント低下。過去6カ月で最も低い水準となった。フランスは56.1ポイントと大きく2.3ポイント下げた。

ユーロ圏総合指数のうち、雇用ペースは大幅に加速し、過去17年で最も高い部類に入る。生産高は引き続き増え、新規受注の伸びは減速した。仕入れ価格と出荷価格は共に上昇ペースが1月から下がったものの、2011年初め以降でほとんど達したことのない高水準だった。

■サービス業は独仏共に低下

ユーロ圏のサービス業PMIは56.7ポイントと、1.3ポイント低下。国別では、ドイツが55.3ポイントと、2011年3月以降で最高を記録した前月を2ポイント下回った。フランスは57.9ポイントと前月から1.3ポイント下落している。

IHSマークイットのクリス・ウィリアムソン首席エコノミストは今回の結果から、「2月のユーロ圏経済は勢いがやや弱まったものの、成長度合いは依然として素晴らしい」と述べ、第1四半期(1~3月)の域内総生産(GDP)成長率が前期比0.9%になるとの見通しを示した。また、企業の楽観的な見通しが高水準に達したことから、減速は一時的なものになると分析した。


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関連業種: 経済一般・統計製造一般金融・保険商業・サービス雇用・労務

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