新滑走路計画の修正案を提示 ヒースロー空港、工費を大幅削減

ロンドン・ヒースロー空港を運営するヒースロー(旧BAA)は17日、第3滑走路建設計画の修正案を発表した。高速道路M25号線を滑走路の地下に移設する案に加え、滑走路の位置と長さについて3つの選択肢を提示。総工費を25億ポンド引き下げている。同社はこの修正案について、3月28日まで意見公募を実施する。

M25号線については、現在の位置から150メートル西側、地下7メートルにトンネルを設けて移設し、その上に滑走路を建設することを提案。また、第3滑走路の全長を3,500メートルとする選択肢に加え、その西端または東端を除いて3,200メートルに短縮する選択肢を示した。ターミナル施設についても、既存のターミナル2の東側またはターミナル5の西側に増設する選択肢と、独立したターミナルを建設する選択肢を提示している。

同社は昨年12月、新滑走路の乗客の一部をターミナル2とターミナル5に分散させ、新施設を縮小することなどにより、総工費を予定より25億ポンド低い140億ポンドに抑える方針を示していた。同社は今回、これにより空港使用料を現行の乗客1人当たり約22ポンドに近い水準に保てるとしている。

同社は空港周辺の40カ所で公聴会を開催するほか、オンラインや郵便でも意見を受け付ける。これを踏まえて計画を再修正した上で、来年に再度、意見公募を実施する方針だ。

運輸省は2016年10月、ロンドンの空港拡張計画を巡り、ヒースロー空港に第3滑走路を敷設する案を推すとの最終決定を下した。25年にわたる検討期間には、ガトウィック空港への新滑走路の敷設案も挙がっていたが、通商を最も促進するとしてヒースロー空港に軍配が上がった。政府はこれに向け、昨年10月に意見公募手続きを再開している。新滑走路は早ければ2021年に建設が開始され、2025年末までにオープンする見通し。


関連国・地域: 英国
関連業種: 電力・ガス・水道建設・不動産運輸・倉庫社会・事件政治

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