ダイムラー、デジタル地図の新興企業に出資

独自動車大手ダイムラーは10日、デジタル地図を手掛ける英国の新興企業ホワット3ワーズ(What3words)の株式約10%を取得したと発表した。高級車部門メルセデス・ベンツの車両に、自動車メーカーで初めて同社のシステムを搭載する。

ダイムラーは新たなインフォテインメント(情報娯楽)システム「メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス(MBUX)」にホワット3ワーズのシステムを採用。早ければ今春にも、小型ハッチバック「Aクラス」用を皮切りにMBUXの量産を開始する。

ホワット3ワーズのナビシステムは、世界各地の地図を計57兆個の1辺3メートルの正方形で区分し、それぞれに「remark.healers.heat」といった3単語から成る特定の住所を与える。これにより、通常の住所のない広大な土地や山頂、救急現場などに正確にたどり着くことができるという。現時点で14言語での対応が可能だ。

ホワット3ワーズは2013年の設立。同社の地図は、人工知能(AI)プラットフォームの開発を手掛ける米SHEneticsや小規模高級ホテル紹介サイトの米スモール・ラグジュアリー・ホテルズ(SLH)、電気自動車(EV)充電ステーションの地図サービスを手掛ける伊EVウェイなども採用している。[M&A]

ホワット3ワーズのデジタル地図は、各地に3単語から成る特定の住所を与えている(ダイムラー提供)

ホワット3ワーズのデジタル地図は、各地に3単語から成る特定の住所を与えている(ダイムラー提供)


関連国・地域: 英国ドイツイタリア米国
関連業種: 経済一般・統計自動車・二輪車IT・通信電機金融・保険商業・サービス観光・娯楽社会・事件

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