• 印刷する

エッフェル塔、テロ対策で防弾ガラスの壁設置へ

パリ中心部の観光名所エッフェル塔で、防弾ガラスの壁を設置する準備が開始された。過去2年間でテロが相次ぎ、これまでに200人以上が犠牲になったことを受けた措置で、塔と年間600〜700万人におよぶ観光客を守る。AFP通信などが伝えた。

壁の高さはおよそ3メートルで、塔を挟む2本の道路沿いに設置される予定。これにより、車両突入を防ぐ役割も果たす。さらに別の両側にある公園内にも柵を設置する。市の観光担当者は「人々の訪問を妨げることはない」と話している。

設置工事は10月5日に開始し、2018年5月の完成を見込む。工費は2,000万~3,000万ユーロと報じられているが、詳細は明らかになっていない。

エッフェル塔では他にも、塗り替えとエレベーター改修を含む2年間の改装プロジェクトを2018年に開始する。2021年には新たなレセプションセンターの建設も始まるという。一方、賛否が分かれていた地下のショッピング・ギャラリーは廃案になった。2024年の夏季オリンピック・パラリンピック開催に向けて、着々と準備が進められている。


関連国・地域: フランス
関連業種: その他製造建設・不動産小売り・卸売り観光マクロ・統計・その他経済政治社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

仏下院、社会保障予算案可決=本予算に弾み(12/11)

海運CMA、紅海路線を増便へ=情勢安定(12/11)

鉄道ゴーボルタ、独2都市へ運行=26年3月(12/11)

トタル、ナミビア沖権益取得=ガルプと提携(12/11)

ルノーとフォード、欧州向け廉価EV生産へ(12/10)

ロレアル、ガルデルマへの出資比率20%に(12/10)

サーブとエアバス、戦闘ドローン開発で提携(12/09)

エジソン、再生エネ事業に6億ユーロ(12/09)

エアバス、米スピリットの一部資産取得完了(12/09)

スロベニア、仏ルノーのEV生産に国家補助(12/09)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン