英国王位継承者としてのチャールズ皇太子の評価が急降下している――。英インターネット調査会社ユーガブ(YouGov)が21日公表した最新調査でこうした結果が明らかになった。
それによると、チャールズ皇太子が王室にとって有益だと回答したのはわずか36%にとどまり、4年前の60%を大きく下回った。ダイアナ元妃が1997年8月31日にパリで事故死した際、この事故に対して沈黙を貫く英国王室を、国民やメディアは強く非難した。事故から20年が経過し、王室が信頼を取り戻しつつある中、今回の結果は王室広報担当者を驚かせた。
2005年に皇太子が結婚した元愛人のカミラ妃は王室に良い貢献をしていると答えたのは18%で、こちらも28%から大きく低下。30%はカミラ妃は王室には全くふさわしくないと回答している。
一方、ウィリアム王子とヘンリー王子が王室に良い貢献をしていると回答したのはそれぞれ78%と77%に上った。
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