• 印刷する

ブリジット仏大統領夫人に公職付与=給与はなし

フランス大統領府は21日、大統領夫人の地位を明確化する声明を発表した。マクロン大統領の妻ブリジットさんに公職を与える内容だが、給与は発生しないと説明。仏国民議会(下院)は先に、議員や閣僚による親族雇用を禁止する法案を可決しており、これと民意に配慮した格好だ。

大統領府は大統領夫人の公務として、国際会談などの場で大統領とともにフランス代表として振る舞うこと、大統領・夫人宛の手紙や電子メール、面会希望などに全て対応すること、公式イベント主催時に監督することなどを定めた。その一方で報酬は受けず、予算が当てられることもないと強調。秘書やアドバイザー2人が任命されるものの、スタッフの給与は大統領向け予算から捻出される。

今後は毎月末、ブリジット夫人のアジェンダが公表される。今回の決定に法的拘束力はなく、同夫人の広報担当者がAFPに伝えたところによると、マクロン大統領の就任期間にのみ適用されており、後任者に必ずしも引き継がれるわけではないという。

マクロン大統領はかねて、ブリジットさんに正式な「ファーストレディー」の地位を与えるよう提案していたが 、これに対し市民から30万以上の反対署名が集まったほか、オンラインの世論調査でも反対意見が過半数を占めていた。


関連国・地域: フランス
関連業種: IT・通信マクロ・統計・その他経済政治社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

日産、ルノーから自己株取得=595億円(03/28)

自動車PCMAルス、シトロエンの量産開始(03/28)

製薬サノフィ、印同業と販売提携(03/28)

マクロン大統領、ブラジルを訪問(03/27)

ルノー、電池リサイクルで複数社と提携協議(03/27)

EV充電アレゴ、米フォードと提携(03/27)

伊、テロ警戒レベル引き上げ=露テロ受け(03/27)

エアバス、スピリットの一部事業買収に関心(03/27)

エアバス、独企業を買収=サイバー強化へ(03/26)

中国広汽、ソジェンと交流=欧州市場開拓へ(03/26)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン