ポーランドのたばこ販売量は今年、3年連続で前年を上回る見通しだ。欧州連合(EU)の新しいたばこ製品指令の影響で、欧州各国ではたばこ産業への打撃が予想される中、ポーランドではどこ吹く風のようだ。
ポーランド財務省によると、たばこの税収は上半期(1~6月)を終えて、既に24億9,000万ドルに達している。専門家は、今年のたばこ市場は前年並みの1.3%の伸びを維持し、売り上げ本数は350億本に上ると予想している。
今年のEUのたばこ製品指令による影響が現れるのは数年後になるとみられる。しかし、健康被害を視覚的に訴える過激なパッケージにより、既に多くの店舗ではたばこを店頭に並べていない。
EUの新たなたばこ製品指令に準じて、欧州各国で流通されているたばこは、パッケージに健康被害のリスクを視覚的に訴える写真や警告文を大きく掲げられている。この影響により、英国では喫煙者30万人が減るという可能性も指摘されている。[EU規制]
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