スペインのバルセロナ中心部にあるフランサ駅で28日午前7時15分ごろ(現地時間)、列車がプラットフォームの車止めに衝突する事故が起き、54人が負傷した。うち1人が重傷。事故原因は不明だが、列車は駅に到着した際、ブレーキをかけた様子がなかったという。BBC電子版などが伝えた。
衝突した列車は、バルセロナから南西に約60キロメートル離れた海沿いの村サン・ビセンス・ダ・カルデルス(Sant Vicenc de Calders)からの通勤列車。フランサ駅は、バルセロナでは2番目に中・長距離列車の発着本数が多い。事故当時は朝の通勤ラッシュだった。
負傷者のうち18人が病院に搬送された。その他のけが人は駆け付けた救急隊員によってプラットフォームで手当てを受けた。事故を起こした列車の運転手も負傷しており、ショック状態にあるという。
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