パリ市、北部ルーアン(Rouen)市、北西部ルアーブル(Le Havre)市が進めるセーヌ川流域の再開発計画「Reinventer La Seine」は19日、20件のプロジェクトを選定したと発表した。3都市のセーヌ川沿いで活用できる場所を改修し、賑わいを創出する。
再開発計画では2016年3月からプロジェクトを公募しており、候補地35カ所について72の計画案が寄せられた。パリ市内では、アレクサンドル3世橋にキャバレーが建設されるほか、19区のカナル・ド・ルルク(L'Ourq)沿いの倉庫施設が、野菜や果物の生産も行うレストランやバーへと改修される予定。
イダルゴ市長は「斬新なプロジェクトは新たなサービスをもたらす」と期待感を表した。なおパリでは2014年から、同市の再開発プロジェクト「Reinventer.paris」も進められている。
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。