伊政府、難民救助船の入港拒否も辞さず

イタリア政府は、地中海経由で流入するアフリカ難民の受け入れ問題をめぐり、他の欧州連合(EU)加盟国からさらなる協力が得られない限り、国内港から救助船を追い返すことも辞さない構えを見せている。関係者の話として、フィナンシャルタイムズなどが29日伝えた。

背景には、過去5日間で1万1,000人近い難民が到着するなど同国の負担が急速に増え続け、対応能力が限界に達していることがある。

イタリアのマッサリEU大使は欧州委員会のアブラモプロス移民・内務担当委員との会談で、「わが国が直面する問題は深刻であり、EUは背を向けてはならない」と主張。伊南部のシチリア島やカラブリア州などで外国籍の人道援助船の入港を拒否する可能性も伝えたという。

同大使は難民認定手続きの大幅な見直しをEUに正式に提起するよう伊政府から指示されたとも報じられている。[EU規制]


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