• 印刷する

ロンドンブリッジのテロ、実行犯3人の身元特定

ロンドン警視庁は6日までに、ロンドン中心部のロンドンブリッジで発生したテロ事件の実行犯3人の氏名と顔写真を公表した。いずれもロンドン東部に住んでいた。うち2人の居住地だったバーキング(Barking)では関連容疑で12人の男女が逮捕されたが、その後に全員が釈放されている。BBC電子版などが伝えた。

実行犯とされるのは、パキスタン出身のクラム・バット容疑者(27)、モロッコおよびリビアの国籍のラシード・レドゥアン容疑者(30)、モロッコ系イタリア人のユセフ・ザグバ容疑者(22)。3人はいずれも現場で射殺された。バット容疑者は、ロンドン交通局(TfL)での勤務経験があり、過去には公共放送チャンネル4のイスラム過激派を特集したドキュメンタリー番組で警察と口論する様子が映されていた。

事件は3日午後10時(現地時間)ごろに発生。白いバンがロンドンブリッジの歩道に乗り上げて歩行者を次々とはねた後、ナイフを持った犯人3人が車を降り、近くの食材市場バラ・マーケットにあるバーなどで客を刺した。7人が犠牲となり、48人が負傷した。6日午前11時、英国全土で犠牲者のために黙祷がささげられた。

英国では3月、ウェストミンスター宮殿(国会議事堂)付近でも同様のテロ事件が発生。犯人含め5人が死亡した。先にはマンチェスターのコンサート会場で自爆テロが起き、少なくとも22人が死亡し、60人近くが負傷している。


関連国・地域: 英国イタリアアジアアフリカ
関連業種: 食品・飲料マクロ・統計・その他経済政治社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

エニの英事業買収へ独占交渉 イサカ、北海最大級の石油会社に(03/28)

包装材DSスミス、米同業が買収提案(03/28)

ピザのパパ・ジョンズ、英で店舗1割閉鎖(03/28)

国民医療制度の満足度、過去40年で最低=英(03/28)

ガスプロム、サハリン2の権益27.5%取得(03/27)

EU発電量、6割がクリーン電力=1~2月(03/27)

英、中国企業と個人に制裁 国家ぐるみのサイバー攻撃に関与(03/27)

英リバティのチェコ製鉄所、操業再開に遅れ(03/27)

EV充電アレゴ、米フォードと提携(03/27)

イングランドで再び補欠選=与党議員が辞職(03/27)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン