自動車用の軸受けなどを手掛ける独シェフラー(Schaeffler)が南部バイエルン州エルトマン(Eltmann)に保有する工場で15日午前10時15分(現地時間)ごろ、爆発事故が発生し、従業員13人が負傷した。うち4人は重傷を負い、ヘリコプターで病院に搬送された。ロイター通信などが伝えた。
事故が発生したのは同工場の工業塩の洗浄設備。現場には120人以上の消防隊員のほか、警察や救助隊などが駆けつけ消火活動などに当たった。従業員の大部分は一時的に屋外に避難したものの、通常業務に戻っている。警察によると、有害な化学物質の流出などはなく、近隣住民が避難する必要はないとしている。
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