• 印刷する

伊政府、パスタの原産地表示を義務付けへ

イタリア政府は、国内で販売されるパスタに原産地表示を義務付ける計画について、欧州委員会に正式に承認を申請した。カナダの原料生産者や輸出業者は、売り上げに悪影響が及ぶとして懸念を表明している。ロイター通信などが10日報じた。

伊政府は今後、パスタの原料となるデュラム小麦について、栽培地や加工地の表示を義務付ける方針。承認されれば、イタリアのパスタメーカーは原産国によってサプライヤーを区別する必要が生じる。欧州委は正式な申請を受理してから3カ月以内に自らの見解を述べる決まりだが、特に意見がなければ、新ルールの導入はイタリアの自由だ。

イタリアは現在、カナダ産デュラム小麦の世界2位の輸入国。2016年8月~2017年3月には52万2,000トンを購入しており、カナダからの年間輸出額は約2億4,800万カナダドル(1億8,146万米ドル)と推定される。[EU規制]


関連国・地域: EUイタリアカナダ
関連業種: 食品・飲料農林・水産マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

会通新材料、イタリア同業の過半株取得へ(12/30)

伊競争当局、アップルに制裁金9800万ユーロ(12/24)

ゴールデン・グース、中国投資社が買収(12/23)

サイペム、カタールのLNG事業で大型契約(12/23)

イタリア商用車登録台数、11月は19%増加(12/23)

イタリア製造業景況感、12月は悪化(12/23)

カンパリ、リキュール2ブランドを売却(12/22)

EU、メルコスールとのFTA締結を延期(12/22)

品川リフラ、製鉄設備ダニエリと合弁設立(12/19)

伊政府、26年度予算の修正案を提出(12/18)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン