シンガポールの金融最大手DBSグループ・ホールディングス傘下のDBS銀行は、郵便・物流大手ドイツポストDHL傘下のDHLエクスプレスと環境に優しい配送で提携したと発表した。期間は2017~19年の3年間。アジアの銀行による同様の取り組みは初という。
DBS銀が海外に送る国際貨物は全て、DHLの環境配慮型配送ソリューション「DHLゴーグリーン・クライメート・ニュートラル・サービス」を使って輸送される。同ソリューションは、再生可能エネルギー事業に投資することで、輸送で生じた二酸化炭素(CO2)排出をオフセットする仕組み。荷物の重量や配送距離からCO2排出量を計算し、それに応じた投資をインドのバイオマス発電事業や中国の風力発電事業などに行うという。[環境ニュース]【NNAシンガポール】
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