ドルトムントのバス標的に爆発、選手けが

ドイツ西部のドルトムント近郊で11日午後7時15分ごろ(現地時間)、サッカー1部リーグのボルシア・ドルトムントのチームバスを狙った爆発があった。バスの窓が割れるなどし、選手1人が手首の骨を折った。現場付近からはイスラム過激派との関連をほのめかす手紙が見つかっており、警察当局はイスラム主義者とみられる容疑者を逮捕した。南ドイツ新聞などが伝えた。

バスは選手が宿泊していたホテルから、チャンピオンズリーグの試合会場であるドルトムントのホームスタジアムに向かっていた。爆発物は道沿いの茂みに設置されていたとみられ、爆発の規模は半径100メートルに及んだ。骨折したのはディフェンダーのマルク・バルトラ選手で、他にバスをバイクで先導していた警察官も負傷した。

チームはこの日、ACモナコとの準々決勝に臨む予定だったが、事件を受けて試合は12日に順延された。スタジアムには既に観客が入場しており、安全が確認されるまで場内での待機を余儀なくされた。

現場付近で見つかった手紙には、昨年12月にベルリンのクリスマスマーケットで発生したテロ事件やドイツによるシリアでの軍事介入などが記されていた。警察当局はイスラム勢力に属する容疑者2人のアパートなどを家宅捜索し、うち1人を拘束した。

メルケル独首相は「恐ろしい犯行だ」とした上で、両チームのファンに結束を呼び掛けた。


関連国・地域: ドイツモナコ中東
関連業種: 観光・娯楽社会・事件政治

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