パリ市は、ネズミ駆除など市内の美化に150万ユーロを追加で投じる方針だ。アンヌ・イダルゴ市長の話を元に、AFP通信などが12日伝えた。
イダルゴ市長は、仏日曜紙ジュルナル・デュ・ディマンシュとのインタビューで、清潔な都市づくりに向けた「10ポイント計画」を発表。年内に道路清掃作業員の数を7,000人程度に増やすほか、現在は主に朝方に行われている西洋作業を夜間にも実施する。新たなネズミ捕り器も購入する予定だ。また、市内で回収されるたばこの吸い殻が年間150トンに上るため、企業や飲食店に、建物の外に灰皿を設置するよう要請するという。
同市長は、「われわれは既に、清掃やごみ処理に年間5億ユーロを投入しており、状況は改善している」とする一方、「まだ完全にきれいではないことは明らか」だと指摘した。[環境ニュース]
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