• 印刷する

ロンドン地下鉄、5~8日のスト回避

運輸関係労働組合(RMT)は3日、ロンドン地下鉄(LU)で5~8日に予定されていたストを中止すると発表した。スト回避に向けたロンドン交通局(TfL)との交渉がまとまったため。RMTの3年にわたる抗議が認められた格好だ。

今回のストは、RMTが駅係員約900人の削減に抗議して呼び掛けたもので、3,000人以上の参加が見込まれていた。交渉の結果、TfLが約60%にあたる533人の職場復帰を認めたほか、管制室の再設置などでも合意した。

RMTはかねて大幅な駅係員の削減により乗客の安全が脅かされていると主張。英紛争解決機関ACAS(助言あっせん仲裁サービス)の仲介でTfLと交渉を行っていた。この問題をめぐっては、1月上旬に24時間ストを実施。TfLは200人の職場復帰に合意したものの、RMTは要求を下回るとしてスト再決行を決めていた。[労務]


関連国・地域: 英国
関連業種: 運輸雇用・労務

その他記事

すべての文頭を開く

英独首相がベルリンで会談 防衛・安保面での連携強化で合意(04/25)

ヒースロー空港で従業員スト 5月7~13日まで、800人参加(04/25)

国防費をGDPの2.5%に拡大=30年までに(04/25)

ユーロ圏PMI、4月は上昇 2カ月連続で分岐点越え=速報値(04/25)

基本給の上昇率、第1四半期は4.8%に減速(04/25)

風力発電量、化石燃料上回る=2四半期連続(04/25)

オランダ鉄道、独子会社売却で国外事業撤退(04/25)

石油・ガス開発イサカ、伊エニの英資産取得(04/25)

オクトパス、米の浮体式洋上風力発電に投資(04/25)

英仏海峡で5人死亡、移民移送法案の通過後(04/25)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン