• 印刷する

フィヨン元仏首相、妻に「給与」支払いか

フランス大統領選に中道右派候補として出馬するフィヨン元首相の妻に、仏議会の予算から50万ユーロが支払われていた疑いが浮上している。週刊新聞カナール・アンシェネが25日伝えた。

それによると、英国生まれのペネロープ・フィヨン氏は1992~2002年に、仏議会が夫のフィヨン議員の秘書給与として確保した予算から計50万ユーロを受け取っていた。議員が家族を雇用して給与を支払うことは違法ではないが、フィヨン氏の妻は一貫して夫の政治生活とは無縁と見なされており、夫の下で働いているところを見たという証言は得られていないという。

AFP通信によると、フィヨン氏の広報担当者はこれに対し「同氏の妻は実際に働いていた」と反論。「国会議員の配偶者が議員と共に働くのは普通のことだ」と話している。

大統領選の第1回投票は4月23日に実施される。フィヨン氏はかねて最有力候補と目されていたが、1月に入りリードが縮小。2番手、3番手とされる極右政党・国民戦線のルペン党首とマクロン前経済・産業・デジタル相が追い上げている。


関連国・地域: 英国フランス
関連業種: 雇用・労務政治社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

EDF、コルドメ発電所を原発施設に転換へ(05/30)

仏伊首脳、6月3日にローマで会談へ(05/30)

仏・インドネシア首脳会談=防衛協定に調印(05/29)

レミーコアントロー、新CEO就任へ(05/29)

下院、終末期患者への「死の援助」法案可決(05/29)

エクソンモービル、仏子会社売却で独占交渉(05/29)

RTE、洋上風力ケーブル工場の誘致検討(05/28)

インフレ率、5月は0.7%=速報値(05/28)

カジノ、モロッコで210店舗を出店へ(05/28)

DSスミス買収の米社、英拠点5カ所閉鎖へ(05/28)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン