公共交通機関の運賃が世界で最も高いのはロンドン――。引っ越しサービスを手掛ける独モビンガ(Movinga)のリロケーション・プライス・インデックス(RPI)で、このような結果が明らかになった。
モビンガは世界75都市を対象に、公共交通機関の1カ月定期券の平均料金をドル換算で比較。首位のロンドンは153.58ドルと、2位のダブリン(128.12ドル)に大きく差を付けた。欧州では他にケルン(96.09ドル)が8位に付け、トップ20にはアムステルダム、フランクフルト、ハンブルク、ストックホルム、ベルリン、シュツットガルト、チューリヒ、オスロが入った。
RPIでは公共交通機関以外に、「駐在員の1カ月分の滞在コスト」として市中心部の1ベッドルームの家賃、携帯電話契約、30日分の飲食代も計算。欧州首位はチューリヒ(2,625.19ドル)で、これにロンドン(2,614.35ドル)が続いた。
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