• 印刷する

ポーランドなどに寒波襲来、30人以上死亡

年初から欧州大陸を襲っている厳しい寒波の影響で、9日までに30人以上が死亡している。AFP通信などが伝えた。

中でもポーランドでは複数の地域で氷点下20度を下回り、治安当局によると8日だけで少なくとも10人が死亡。6~7日も10人が亡くなった。2016年11月以降に低体温症と診断された人は計65人に上っている。隣国チェコでも週末に6人が死亡。マケドニアの首都スコピエでは路上生活者の凍死が確認されたほか、セルビア南西部では氷点下33度を記録した。

ロシアでは7日、気温がマイナス30度近くまで低下。過去120年間で最も寒いロシア正教会のクリスマスとなった。ただ、9日にはマイナス20度まで持ち直し、日常生活が戻ってきている。

寒波の被害は、南欧諸国にも広がっている。イタリアとギリシャでは、複数の難民が低体温症により死亡。ギリシャでは難民を暖房設備のある施設に移管するなどの対策を急いでいる。トルコの最大都市イスタンブールでは、大雪の影響でボスポラス海峡間のフェリーが運航を見合わせたほか、8~9日は空の便もキャンセルが相次いだ。

BBC(電子版)によると、寒波の影響は11日以降、英国にも広がる見込み。積雪の可能性もあるとしている。[環境ニュース]


関連国・地域: 英国イタリアギリシャトルコポーランドチェコセルビア北マケドニアロシア
関連業種: 運輸マクロ・統計・その他経済社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

ポーランド首相、内閣改造=支持回復へ(07/24)

ポーランド政府、衛星アイサイと出資協議(07/22)

ポーランド企業、景況感悪化を懸念=調査(07/21)

ポーランド初の原発計画、欧州委に正式通知(07/16)

独アウトバーンが渋滞=ポーランドの検問で(07/14)

ウクライナ復興会議が開幕=EUが支援発表(07/11)

宅配インポスト、スペイン同業を買収(07/10)

ポーランド新車登録台数、6月は1.3%減少(07/10)

商議所、東部経済へ打撃懸念 ポーランドの国境管理強化(07/09)

ポーランド、再生エネ発電が石炭火力を超過(07/04)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン